2人と5頭プラスわん

保護犬と家のワンコと時々日常

ココロ 折れる


ゆばちゃんが

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この格好のまま
動けなくなってました。

思わず
写真を撮る私・・・

ゆばば、気が付けばもう2年目のわが家での生活。


ガリガリに痩せて
両目の視力がほとんどなくなって
ほとんど歩けなくなって
ご飯も自分じゃ食べられない。
トイレも、踏ん張れないから自力で排泄が難しくて
圧迫排尿と摘便が必要。

それでも尿意と便意があるから
トイレしたいときに教えてくれる。
私が部屋に入れば
存在に気が付き
はっとした顔をする。
ご飯を喜んで食べてくれる。


本当に愛おしい。
大切なゆばば。

元気に年を越せそうです。

あなたは
センターに収容される前は
どんな生活を送っていたのかな?

避妊手術も受けさせてもらえず
何度も出産したんだろうね。

寒い日光で
温かい場所にいさせてもらえてた?
夏は
涼しい場所にいさせてもらえてた?

世間は忙しい年の瀬。
盆暮れ正月
関係のない生活を送っている私ですが
この年の瀬に(あえて言う)
ココロが折れました。
もっと
強い心を装備しなければ
ここでの生活は送れそうにありません。


引っ越してきたのは
栃木県の農村部。
市街化調整区域で
家は点在していて
わが家の周りに新たに家が建つことはない。


そんな家を探し続けて
やっと見つけた現在の家に
引っ越してきました。


田舎生まれの田舎育ちの私なので
田舎がどんな所かは
言われなくても分かってました。

だから
私は田舎が嫌いです。

ここは
私が嫌いな田舎そのもの。


農家ばかりのこの地域は
犬を飼っているお宅が多く
鳴き声がそこかしこから聞こえてきます。
それなのに
家の犬たちのお散歩で会うのはたった一頭の犬。
色んな時間にお散歩に出ているわが家なのに
会うのはたった一頭だけ。

その子は
もちろん去勢なんてされてないけど
こんな田舎で飼われている犬の割にと言っては
ダメだけど
夜は寒いから
お家の中に入れてもらえて
フカフカの毛布のお布団で眠り
朝になると
日当たりのいいお外に移動。
朝晩のお散歩も連れて行ってもらえる。
病気をしたら
すぐに病院に連れて行ってもらえて
キレイなお水がいつも置いてある

ここは
こんなことですら
してもらえない犬たちが
たくさんいる場所。





生後一か月の仔犬が
敷物すらない場所で
ブルブル震えながら
身を寄せ合って

母犬は
空っぽの水の器を
前の手でカラカラと鳴らしながら
ウンチまみれの不衛生な場所で
繋がれているお宅を見つけてしまいました。

仔犬たち以外に
生後半年くらいの男の子の子犬がいて
その子は普段
放し飼いにされてることがあり
日中、赤福をお散歩させている時に
くっ付いてきてしまったので
抱っこしてそのお宅に戻しに行ったら
見つけてしまいました。


あまりにもかわいそうな環境に
急いで毛布を取りに家に戻り
ペットボトルに水を入れて
その家に向かいました。

空っぽの水の器に水を入れたとたん
母犬はガブガブと飲み干してしまいました。
よほど喉が渇いていたのでしょう。
ブルブルと震えて身を寄せ合っている
仔犬達がいる場所に
毛布を置いてきました。

母犬もその毛布の上で
授乳をし始めました。


もちろんそこのお宅の方と
お話をしました。

事を荒立てないように
下手に下手に・・・

実際にお世話をしているのは
このお宅のおばあちゃん。

でも
飼っているのは
そのお宅のお嫁さんと子供たち。

話ができたのは
おばあちゃんとだけ。

仔犬は2頭、貰い手がついているということだったけど
すぐにでもいなくなってほしいと思っているようでした。

それなら、残りの2頭の里親さんを私が見つける。
仔犬を人にあげるなら
生後2か月になるまではみんなと離さないでほしい。
それが無理なら、私が預かる。
ただし、母犬を避妊手術させてくれる事が大前提。
避妊手術を終えたら、このお家に戻す。
手術費用はいったん立て替えるのも可能だから
手術をしてあげてほしい。

こんなようなことを伝えました。

そのおばあちゃんは
私の提案に
快く乗ってくれたのですが
お嫁さんたちに相談しないといけないからということだったので
この時はそれでいったん家に戻りました。

でも
すごく嫌な予感がして
手におえないかもしれないと
みぶ里親会の代表SさんとChirotaさんに
事情を説明して相談したところ
このお宅に同行してくださって
交渉をしましたが


話し合いの余地なし。



水もいつも空っぽでひっくり返っていて
敷物もない場所で仔犬を産ませて
散歩も連れて行かず
フィラリア予防もしない。
この母犬のお母さんは、フィラリアで今年亡くなっているそうです。


それでも

かわいがって、大切にしている。
仔犬達はみんな貰い手がついたから
あとは自分たちでやる。
犬が出産するのは馴れているから大丈夫。
仔犬をもらってくれるお家の人は、もっと早くほしいと言ってるから
2ヶ月まで待てない。
年明けすぐに渡す。

と言う事でした。
この時話をしたのは
お孫さん。
高校生か中学生か。

子供にまで
こんな考えが浸透しています。
恐ろしくなりました。

途中でおばあちゃんが帰ってきたので

説得を続けましたが
手ごたえは感じられず
不本意でしたが
みぶ里親会のチラシに
私のケータイの番号を書いて
置いてきました。


今日また伺ったら
おばあちゃんがいて
私がまた来たら
追い払ってと孫たちに言われたそうです。

仔犬達は生後2か月になるまでどこにもやらない。と言っておいてと
言われたそうです。
きっとそんなのウソでしょう。

仔犬、動き回るから、サークル貸しましょうか?と言ったら
こうやって
私が関わってくることが大きなお世話なのだそうです。

仔犬をもらってもらったら、その先でどう飼われようとも、こちらからは何も言えない。
のだそうです。
捨てられて、野良犬になって、殺されてもいいの?と聞くと
仕方ない。と言ってました。



「かわいがっている」という
お孫さんが
窓からこっち見てました。

今日も
水は空っぽでした。


私が問題と思っている問題も
この家族にとっては
問題ではないのです。


今朝は-6度まで冷え込みました。
こんな過酷な環境に
生後間もない仔犬や生後半年くらいの子犬を
私が用意した
たった一枚の毛布で過ごさせることや
いつもお水の器がからっぽで
授乳期なのに、適したフードを与えてもらえず
痩せている母犬や
子育ての息抜きに
お散歩に連れ出すこともしてあげないことは
全く問題ではなく

私が関わることが
問題なようです。

ここのお嫁さんは
人間の看護師さんなのだそうです。
だから
分かってるから
大丈夫なんだそうです。
なにが大丈夫なんでしょうか。
何を分かっているのでしょうか。

これが

ネグレクト

それ以外に
あてはまる言葉はあるのでしょうか。


ここは
こんな飼われ方をしている犬がたくさんいるのでしょう。



最近
栃木県動物愛護指導センターでの
殺処分方法が、ガス殺から、麻酔薬を使っての殺処分に変わりました。

方法が変わっただけで
殺処分されることに変わりはありません。


殺処分を減らすには
収容される動物を減らす必要があります。

収容される動物を減らすには
ずさんで時代遅れで
自分勝手な飼い方をしている飼い主を
変えていく必要があります。


こういう飼い主が
野良犬をつくりだし
殺処分される動物たちを作り出しています。

この地域の
飼い主の意識を変える。

私にできるのでしょうか。


さすがに
あまりにも
話が通じなくて
ココロが折れた
そんな年の瀬。


でも
黙って引き下がるタイプでは
私はありません。


嫌われて結構。


犬たちが幸せになれるなら
どんなことでもいたします。


しゃーーーー!!!



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[ 2015/12/29 00:35 ] ブログ | TB(-) | CM(-)